27~○○好きのブログ~

自分の好きなもの、ことを探し、考え、楽しい生活を実践していくブログです。

デッドプールを観た

最高です。アクション、笑い、社会風刺、下ネタ、面白いものをふんだんに取りそろえたエンターテイメント作品です。

日本語吹替版も観て、あと数回観てもイイかも、BD購入も検討しようかと考えるほどに。

何が?と言われれば、

  1. 私の好きなアメコミもの
  2. そこかしこに過去のアメコミ作品のオマージュが仕込まれている
  3. 笑えるポイントが目白押し
  4. 勧善懲悪を模した復讐劇でわかりやすい
  5. アクションシーンがスピーディーで格好いい
  6. R15+に指定される下ネタ満載
  7. 人を殺める描写が主人公側のみ
  8. エンドロールの最後まで楽しませるサービス精神

と、こんなところでしょうか。何度か観ればもっと増えそうな気がします。

この作品、「イコライザー」や「ジョン・ウィック」のような、主人公が実は強くて、身の回りの悪を退治するという系譜の作品だと思います。

いわゆる勧善懲悪の日本時代劇。子供の頃、好き好んでみていた時代劇をハリウッドが映画化してくれているような気がして、私個人としてはうれしい限りです。そして、しっかり社会風刺を入れているというのも、ただ楽しむだけでなく考えさせてくれて、見応えがあります。

私が社会風刺と言っているのは、項番7に書いたように、人を殺す描写が主人公側にしかないんじゃないかという点です。

エンドロールが終わった後に気づき、思い返してみると、敵役が人を殺しているだろうと想像はつくものの、しっかりとした描写はありませんでした。それどころかここは殺される場面だろうというところで、情報を得るだけで去って行きます。

ここからは、妄想ですが、

デッドプールはアメリカそのものであり、今までそしてこれからのアメリカを投影しているのではないでしょうか。

世界の警察官として、民主主義の正義を世界に広めてきたアメリカ、湾岸戦争の時には、イラクに大量破壊兵器があるとの理由で開戦しましたが、結局見つかりませんでした。

 9.11の時は、報復としてアフガニスタン紛争、イラク戦争などを引き起こしています。

正義の味方ではなく、自己中心的な復讐と、とれるような行動をしてきたアメリカ。

そのまま、この映画のデッドプールの行動原理そのものではないでしょうか。

末期がんと診断されたた主人公は、がんを治せるかもという人体実験に望みを託します。その結果、体が傷ついても死なず、すぐ回復する特性を持ったミュータントと化し死ぬことはなくなりましたが、その代償として、癌が活性化し全身がそれに覆われ醜い姿となります。

それに怒った、主人公は実験場を破壊し、治させようとしますが、敵役に逃げられますが、その後探しだし、復讐を遂げます。姿形は直らないと宣言されて。

その課程にに何人の人を殺したか。。。実験場を破壊する時にも、施設ごと破壊してしまったため、同じ人体実験をされていた仲間も殺してしまった位です。

敵役には人殺しの描写をさせず、主人公側のみに凄惨なまでの人殺しの描写をする。

今までのアメリカの正義に対する批判、と感じずにはいられません。

また未来のアメリカに対して、自己中になってくれ、内政をしっかりしてくれと、言っているのではないか。

トランプ氏が大統領になるという未来を、想定しておかなければいけないのかもしれない。そう考えさせられた作品でした。

映画館で観る価値のある作品だと思いますので、是非お近くの映画館へ。

 

それではまた。

P.S. エンドロールは最後まで観ることをおすすめします。損しますよ。

 

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